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実録・喪明けからのクレジットカード大量取得

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今回は、一部フィクション交じりになりますが、ある人がいわゆるブラックから紆余曲折を経て復活し、大抵のカードは即日可決されるようになった過程について書いていきたいと思います。

本ブログでもたまに書いていますが、金融事故 (債務整理や自己破産) を起こしてしまうと、最短でも5年間はいわゆる「ブラック」として個人信用情報に記録が残ります。この間はほぼすべてのクレジットカードを作れないと思って良いでしょう。

もちろん、皆が皆、望んでブラックになるわけではありません。一部の人は家族の連帯保証や病気による奨学金の返済遅滞などの、自己責任というには厳しい、やむに已まれぬ理由でブラックになってしまっています。ただし一度ブラックになってしまうと、パチンカスの様な理由でブラックになった人と同じ扱いを受けてしまいます。しかし真面目に喪が明けるのを待てば、必ず夜が明ける時が来ます。世の中捨てる神あれば拾う神ありというやつです。

前振りが長くなりましたが、ブラックからカードを30枚以上取得するに至ったお話を書いていこうと思います。

 



第一章 ~破産~

はっきりと聞くことはできませんでしたが、どうやらリーマンショックというやつで彼は破産に至ったようです。元々がアクティブな人間で、投資経験もそこそこあれば、やクレジットカードも多数所持しており、破産したときには債務者として各カード会社がズラリと並んだそうです。

  • 三井住友カード
  • 三井住友銀行
  • シティカードジャパン (現・三井住友トラスト)
  • SBIカード
  • エポスカード
  • 東急カード
  • JCB
  • UCS
  • etc.

ともかく、もうこれまで、と悟ったときに恥を忍んで知り合いを介してある弁護士事務所のドアを叩きました。これまで大した挫折らしい挫折も経験してこなかった彼にとって、これまでにない屈辱だったそうです。

手持ちのクレジットカードやローンカードなどなど、全てを弁護士に預け、破産処理を進めてもらうことを依頼。とは言えすぐに終わるものでもないので、簡易裁判までの数か月の間は落ち着かない日々だったそうです。いつ会社にバレるのか、いつ家族に知られてしまうのか…。

幸いにしてそのどちらにも知られることなく、裁判の日を迎え、無事に破産免責が降りたそうです。破産を決意してから半年程度で無事にキレイな体に戻れました。

が、辛いのはここから…。

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第二章 ~楽天VISAデビットの日々~

何でもかんでもカードで決済するのに慣れていた彼の生活は一変しました。これまでカード決済していた固定費は全て口座引き落としに変更し、買い物もニコニコ現金払い主義に。

しかしネットショッピングなどはどうにも不便が多く、そこで役に立ったのが以前イーバンク銀行(現・楽天銀行)で口座を作った際についでに作成したデビットカード(紐付けた銀行口座残高と同額まで使用可能な即払いカード)だったそうです。VISAデビットであれば、Amazonや楽天での買い物はクレジットカードと同様に買い物が出来ます。

楽天銀行

これのお陰で極端な不便を感じることもなく、数年を過ごし、金銭感覚もかなりまともになったとの事。楽天VISAデビットカードと楽天銀行には足を向けて寝られない、と今でも言っています。楽天銀行本社の場所は知らないらしいですが…。

第三章 ~喪明けのはずが~

喪に服している間に、ライフカードか何かに申し込んでみたそうですが当たり前に否決。…まあ仕方ない、と思って彼は真面目に破産免責から5年経過するのを待ちました。

そして5年経過したとき、免責を受けた時と比較しても規模の大きい会社への転職も成功し、そこで実績を積み上げた彼は年収1,000万の大台も突破していました。

ダメ元でエポス、ニコス、au WALLETクレジットカード、セゾンカードなどを申し込んでみましたが、ことごとく否決!

エポスは免責を受けた時に所持していたため、先方に事故記録が残っていて否決されるにしても、全く迷惑をかけていないニコスやau WALLETがなぜ否決されるのか…クレジットカード各社をまたいで事故情報が共有されているのか?

この時点では自分の個人信用情報をまだ閲覧していなかったとの事。

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第四章 ~喪明け後の一枚~

彼は業務上の経費立替えが増えてきている事もあり、クレジット決済が出来ないと困る様になるのが予想されたため、審査が比較的寛容と言われる、楽天カードに申し込んでみました。

待つ事数日、無事に発行されました。

…ようやく喪明けの一枚目。限度額30万とは言え、VISAデビットではない後払いのクレジットカード。免責から5年半近くが経過していました。

続いて、審査の際に現在の属性を重視してくれると言われている、アメリカン・エキスプレス・カード。こちらも無事に審査を通過。

気を良くして、再びセゾンやMUFGカードに申し込んでみるものの否決。Amazon平カードも否決。多重申込みで否決されるには申込数がそこまで多いわけでもないのに何故?

第五章 ~「成約残し」の罠~

重い腰を上げて個人信用情報の閲覧を決意した彼。向かうは新宿のCICオフィス。楽天カードやAMEXプロパーだとCICの個人信用情報はネットで閲覧できないんですね。

閲覧の申込み情報を専用端末に入力し、待つ事10分ほど、窓口の女性から紙の束を渡されます。

… あれ? 五年以上経過しているのに何社か異動情報 (金融事故情報) が残ってる!

しかも、「保有期限」が空欄のまま!これって永久にブラック情報が残るのか? だとすれば永久にこれ以上クレジットカード作れないじゃん!

カードを作れるようになったと喜んだのも束の間、一転絶望の淵に立たされた彼。どうする?

ネットで調べてみると、金融事故による異動情報の記録日から5年が経過しても、異動情報が個人信用情報に残されたままである、いわゆる「成約残し」と呼ばれる状況の様です。

  • 成約残しの処理をしてくれる司法書士に頼んで、信用情報を修正してもらった
  • 債務整理をしたときに依頼した弁護士に頼んで、信用情報を修正してもらった
  • お金がもったいないから自分でカード会社に連絡して、信用情報を修正してもらった
  • etc.

2chやYahoo! 知恵袋には「成約残し」をうまく処理してもらった体験談がいくつも載っていましたが…。

私「もう自分で電話しちゃえば?」

彼「失敗したら永久にブラック情報が残るかも知れないし…」

この時点で判明している事実として、楽天カードとAMEXプロパーは異動情報 (明らかに5年以上経過している) が載っていても発行された、ということ。

彼の様な、まともに構成しつつある元ブラック層すらも顧客として開拓していこうという姿勢なのでしょうか。

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第六章 ~後始末~

あまり思い出したくもないでしょうが、仕方なく破産免責処理を受任してくれた弁護士事務所のドアを再び叩きます。

彼「どーなってんですか?」

弁「破産免責処理は受任しましたが、免責決定されたという通知を各金融機関に対して行う、という業務は契約範囲外でしたよ」

しれっと言われてしまい、拍子抜け。

彼「では、各カード会社へ、免責決定日に遡って個人信用情報の登録内容を修正してもらえるように依頼します」

弁「まいどあり」

仕事に打ち込んでいる間に状況もこれで良くなるはず、でした。

しかし弁護士に依頼して2か月ほど。CICで個人信用情報を見てみると相変わらず、「異動」の文字が躍っています。もちろん保有期限は空欄、つまり永久保存版!

さすがに埒があかなくなり、弁護士に電話。

弁「カード会社にお手紙出して返事待ちでーす」

彼「いくら何でも長すぎませんか?」

弁「じゃもう一度お手紙出してみるよ。もうちょい待ってて」

彼「はあ…」

こんな感じで待っていたそうですが、ひと月経っても進捗なし。

私「別の事務所に頼んだら? あの弁護士仕事してないっしょ」

彼「もういい。別の弁護士や司法書士に頼んでもまた金かかるし。自分でカード会社に電話して交渉してやる!

第七章 ~自分の尻ぬぐいは自分で!~

 

思い立ったが吉日、午前休暇を取ってカード会社へ電凸!

信用情報に関する部門の番号などはカード会社のWebサイトに載っているわけがないので、一般のコールセンター(申込み受付などの窓口)へ電話します。

彼「○○カード様ですか? 以前そちらのカードを保有していた者ですが、信用情報の記載が誤っているため、修正をお願いしたく、担当部署へお取次いただけませんか?」

カ「かしこまりました。少々お待ちくださいませー」

担「お電話代わりました」

彼「××と申します。以前そちら様のカードを保有しておりまして、恥ずかしい話ですが6年ほど前に金融事故による解約となりました。免責から規定の期間が経過しても、異動情報が記載されたままで困っております。信用情報の記載内容の修正をお願いできませんか?」

担「ご迷惑をおかけして申し訳ございません。それでは、破産免責決定通知のコピーをお送りいただけますか? 確認の上、早々に修正させていただきますので」

彼「承知しました!送付先を教えてください」

担「東京都○○区…△△部□□宛にお送りください」

…コンビニダッシュで免責決定通知をコピーし、きれいな封筒にお手紙を一筆付けて、簡易書留で送りました。さてどうなる?

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第八章 ~クレオタの夜明け~

一週間後、仕事の空き時間に新宿CICに行ってみて恐る恐る信用情報を再度開示してみます。

…枚数が少ない!

深呼吸して中を見てみると…、現在の過去の携帯電話(分割購入)、今の携帯電話(分割購入)、楽天カード、AMEX、以上!当事者本人による申し立てによって、異動情報が軒並み削除されていました。弁護士に頼んだら数か月かかっても全く進まなかったのに。

ともかく、晴れてキレイな体になり現在の収入と信用情報をベースにカード審査が行えるように!

この時点での信用情報(CIC)

  • 過去の携帯電話(2年分以上)
  • 現在の携帯電話(2年分以上)
  • 楽天カード(半年分ぐらい)
  • AMEX(3か月分ぐらい)

属性

  • 年齢  30代後半
  • 会社員 (正社員)
  • 勤続年数 (5年)
  • 賃貸住まい
  • 妻あり(共働き)・子なし
  • 年収  約1,000万円

ブラック情報が全て消えたので、信用情報のやや少ない状態ですが、これまで否決されたカードを次々と申し込んでみたそうです。

第九章 ~クレカ対象取得、年会費地獄へ~

その後、狂ったようにクレジットカードを申し込んだ彼。大まかな戦果を聞いてみましたが、年会費有料カードばかり作りすぎだろ…。

2か月足らずの期間で、切替えを含めて14勝2敗、と殆どのカードが可決・発行に至っていました。総枠1,000万超えてるし、年会費も10万超えてるし…。年収1,000万あれば余裕で払える額とは言え。

※ JCBは破産免責時に迷惑をかけていることが理由での秘訣の可能性があります。また、ロフトカードは短期間でセゾンに申込み過ぎたため否決された可能性がありますね。

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終わりに

信用情報は必ず開示しよう!

債務整理や自己破産など、いわゆる金融事故は起こさなくて良いなら起こさないにこしたことはありません。ただし、一度金融事故を起こしてしまった場合、その事実は消しようがありません。

5年以上、真面目に喪に服した後に、安定して継続した収入があれば元ブラックでも再びクレジットカードを発行してもらうことは十分に可能です。

ただし、その前に必ず個人信用情報を開示・閲覧し、思わぬブラック情報が残ったままになっていないか確認しましょう。

個人信用情報については以下の記事を参照してください。

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CIC情報を開示しよう!

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喪明けの第一歩は楽天カードとAMEX !!

今回の実例に基づけば、事実上喪明けとは言え、異動情報が載ったままの状態でも楽天カードとAMEXはカードが発行されています。

楽天カードも通る人であれば即日可決の通知が来るのですが、彼の場合は3日ほど待っているので、自動審査で否決・人力の手動審査で可決になった可能性があります。

元自社ブラックでも発行してくれるカード・してくれないカード

この話に基づいて書くと以下の通りになります。

  • JCB … 発行不可能
  • 三井住友カード … 発行可能 (Amazon提携カード)
  • 東急カード … 発行可能 (ANA提携カード)

そろそろ三井住友VISAカード(プロパー)への突撃か、JCB提携への突撃をお願いしたいところであります。

終わりに

「借金を一度踏み倒している癖に」、と言った批判も多々あるのを承知で言いますが、元ブラックからでも復活が可能であること、より多くの信用を積上げていわゆるステータスカードを保有可能であること、を実例と共にお知らせしたくこの記事を書きました。

皆様の参考になれば幸いでございます。

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