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ダイナースクラブカードの説明書 ~ハイステータスカードも手が届くように!~

2019年8月9日



今回はダイナースクラブカードの中でも最もポピュラーなダイナースクラブカードの特徴や実際の審査難易度について紹介します。記事を一読いただければ、何となくハイソで取っ付き辛い印象を持っていた方にも、ダイナースクラブカードがどんなクレジットカードなのか分かりますよ。

ざっくり審査基準から言えば、27歳以上かつ年収500万円程度が入会可能ラインになります。思いの外、固定収入のあるサラリーマンや公務員の方であれば割と持ちやすい部類のクレジットカードではないでしょうか?

元々はハイクラスの方向けのカードであったということもあり、スタンダードクラスのダイナースクラブカードの時点で並のプラチナカードと同等かそれを凌駕するレベルの特典やサービスが付帯してきます!

「使えるお店が少ないんでしょ?」という心配をお持ちの方、問題ありません。JCBとの加盟店相互開放により現在のダイナースクラブカードはJCB加盟店であればほぼ使えると思って間違いありません。そしてJCBは日本で一番使える場所の多いクレジットカードです。かつての使い手を選ぶハイクラスカードも紆余曲折を経てかなり庶民的な使い勝手の良いクレジットカードになってきています。

ダイナースクラブカードの概要

元々ハイクラスの方向けステータスカード

クレジットカード基本情報

年会費 (本会員/家族会員) : 22,000円 (+消費税) / 5,000円 (+消費税)

国際ブランド

審査難易度 :

ポイント還元率 : 0.30%~1.00% (100円/1ポイント、利用毎)

ポイント有効期限 : 無期限

電子マネーチャージによるポイント還元 : SMART ICOCA (100円/1ポイント)

ETC : 無料 (満額付与)

締め日 / 支払日 : 毎月15日 / 翌月10日

ご存じのとおり、ダイナースクラブカードは元々は入会審査がかなり厳しく、医師や弁護士、大企業の役職者などのいわゆる「名士」の方向けのクレジットカードとしてサービスを展開していました。

ハイクラス向けクレジットカードのスタンダードクラスであるダイナースクラブカードで、年会費は22,000円 (+消費税) と安くはありません (家族カードは5,000円+消費税)。しかし並のゴールドカードやプラチナカードと同等かそれらをぶっちぎるレベルの特典が付帯しているのもまた確かです。

ダイナースクラブ基本サービス

エグゼクティブダイニング : 2名以上の利用で1名分料金無料のレストラン優待サービス、全国300店以上で利用可能!

レストランウィーク : ダイナースクラブ会員だけ先行予約可能なイベントもあり

ダイナースクラブラウンジ : プライオリティパスと同等のサービス。ダイナースクラブ提携の国内外1,000ヶ所以上の空港ラウンジを利用可能!

利用限度額に制限なし : 一律の限度額を設定していない、車などの高額な支払いも可能

ポイントサービス : 100円決済毎に1ポイント (1円相当) のポイント還元

ポイント有効期限無し : 目標のポイントをじっくり貯めやすい

ANAマイルへの移行 : 1ポイント=1マイルで交換可能

海外旅行・国内旅行保険 : 最大1億円の補償

海外緊急アシスタンスサービス : 病気やケガ、トラブルに巻き込まれて困ったときでも24時間365日、日本語スタッフが対応

ショッピング保険 : 年間最大500万円まで補償

ビジネス・アカウントカード : 年2,000円(+消費税)で、支払い口座を別口座とするビジネス・アカウントカードも利用可能

会員誌 SIGNATURE : 毎月ダイナースクラブ会員向け情報を提供

これだけのサービスがスタンダードカードに付帯します。まさにハイクラス向けのプラチナクラスのクレジットカードであると言えるでしょう。年会費22,000円+消費税といっても、一日約67円でこれだけの特典が付帯するカードが持てる計算になりますので

ダイナースクラブの成立や歴史に興味のある方は以下の記事も併せて読んでみて下さい。

Diners Club(ダイナースクラブ)ブランドのクレジットカードグレード~最高ランクは「プレミアム」~

クレジットカード国際ブランド (VISAやJCBといったカードブランド) 内の格付けに関する解説記事の第5回、今回はDi ...

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三井住友トラストクラブへの事業譲渡により状況が変わってきた

しかし2015年を境に状況が変わってきています。この年、シティカードジャパンから三井住友トラストクラブへダイナースクラブカード事業が移譲され、ダイナースクラブカードの位置付けも少し変わってきたと言って良いでしょう。

後述の審査に関する記事も併せてご覧になってください。

JCB加盟店でもダイナースが使える!

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JCBとの加盟店相互開放を行っているため、日本で一番多いと言われるJCB加盟店であればダイナースクラブカードも使えます。かつては、『使えるお店が少ない』と敬遠されていたこともあるダイナースクラブカードですが、この欠点はほぼ克服されたと考えて良いでしょう。

昨今の状況で審査基準はかなり寛容に

2015年の三井住友トラストクラブによるダイナースクラブカード事業継承以降、ハイクラスのみと言われていたダイナースクラブカードの審査基準がある程度明確になりました。

  • 27歳以上
  • 定職・定収入があること
  • 年収500万円以上

こうした要件が明示されています。また、実際のところ年収500万円に満たなくても400万円台以上で審査に可決している事例もいくつもありますので、あくまで目安程度と思っておきましょう。

ダイナースクラブカードの審査の傾向

まず多重申込みには厳しめな傾向があります。どうしてもダイナースクラブカードが欲しい方は出来るだけ多重申込み初期にダイナースクラブカードを申込んでおくことをおススメします。直近6カ月でのカード申込みで3枚目以内、出来れば1枚目か2枚目であることが望ましいです。

信用情報に延滞、強制解約、債務整理などの痕跡があると審査がかなり厳しくなります。同様にリボ残高やキャッシング残高が多く残っていると審査にやや悪影響を及ぼします。

また、職業や属性面での傾向は以下のとおり。

年収だけで通しているわけではなく、いわゆる士業の方と公務員の方は通りやすいものの、一般サラリーマンへの審査は一時に比べるとやや厳しくなってきているとも言われています(とは言え昔に比べればかなり緩和された様ですが・・・)。

  • 医師・弁護士・公務員の方 ・・・ かなり通りやすい
  • サラリーマンの方 ・・・ そこそこ通りやすい
  • 自営業の方 ・・・ やや厳しめ (ある程度の年数、年収が必要)
  • 学生の方 ・・・ かなり厳しい
  • 年金受給者の方 ・・・ 厳しめ
  • 派遣社員・非正規の方 ・・・ 厳しめ

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無料発行のコンパニオンカードでマスターカード加盟店でも使える!

+

2019年7月23日から、ダイナースクラブカードの会員には、三井住友トラストクラブのプロパーカードであるTRUST CLUBカード (Mastercardブランド) を無料で発行してもらえます。

 

コンパニオンカードの魅力

  • 全世界のマスターカード加盟店でご利用可能
  • TRUST CLUBカードはもちろん年会費無料
  • TRUST CLUBカードのご利用分ポイントはもちろんダイナースクラブカードへ合算
  • TRUST CLUBカードの各種特典ももちろんご利用可能

本来であれば年会費3,000円 (+消費税) のプラチナマスターカードを無料で発行してもらえますので、発行してもらわない理由はありませんよね。稀にダイナースクラブカードで決済できないお店に遭遇した際に活躍してくれます。

また、Taste Of Premiumを中心としたMastercardブランド固有の特典やTRUST CLUBカードとしての特典ももちろん併用可能です。ダイナースクラブカードだけでカバーしきれない、空港からの手荷物宅配やダイニングサービス(招待日和)でも活躍してくれます。

コンパニオンカードの詳細は以下の記事に譲ります。興味のある方は是非読んでみて下さい。

「ダイナースクラブ コンパニオンカード」、Mastercardのプラチナ・ブラックカード無料発行!’19年7月23日サービス開始予定

ダイナースが巻き返し作戦を開始しました!ダイナースクラブカード会員であれば無料でTRUST CLUB プラチナカードを、 ...

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ダイナースクラブカードの評判

デスクがつながりやすいのと保険が充実しているのは大事!

海外旅行中のお子様の病気やケガで現金要らずで治療してくれるのは本当に助かりますよね!ダイナースクラブカードなら一人旅でも救援者費用補償もあるので、旅先で入院してもご家族を呼び寄せる費用まで補償されます。

電話一本で限度額を一時的にでもすぐ増やしてくれるのは、もしものときに助かりますね。一般のクレジットカードだと、一時増枠申請でも即時増額はなかなかありませんし、恒久的な増枠ならそれこそ信用情報照会して自社基準で審査して・・・という処理が走るので2週間程度はかかってしまいますし。

ダイニングサービスと空港ラウンジサービスはプラチナカード級以上!

エグゼクティブダイニングでコース料金が1~2名分無料に!

Diningのためのカード、という位置付けでもあるため食事関連サービスは充実しています。代表的なサービスとして、エグゼクティブダイニングがありますが、このサービスでは対象レストランのコース料理が1~2名様分無料になります。

  • ひとり10,000円 (+税) のレストランを夫婦で利用した場合、通常20,000円+税のところ10,000円+税に (一名分無料)
  • 6~8名以上の利用でグループ特別プラン適用レストランでは2名分のコース料金が無料

たまに贅沢する際に大活躍してくれます。

予約が難しいお店もごひいき予約でキャンセル情報ゲット

ごひいき予約は2017年8月から開始されたサービスです。予約がなかなか取れない有名レストランや飲食店のキャンセル情報をLINEでリアルタイムに伝えてくれます。お店側にとっても食材を無駄にせずに済みますし、カード会員側にも予約1年待ちなどの有名店に行けるチャンスがあるためwin-winなサービスですよね。

まだまだ対象店は限られていますが、今後も拡大される予定なので楽しみなサービスです。

おひとり様向けの「ごほうび予約」

これから開始されるサービスですが、2名以上の利用で1名分無料、といったサービスだと一人で心行くまで料理やお酒を堪能したい方はサービスを受けられませんでした。そこで登場するのがこのごほうび予約、一人でも優遇料金でレストランでのコース料理を楽しめます。

ダイナースクラブサービス大幅リニューアル、おひとりさま向けダイニングサービス「ごほうび予約」開始!

ダイナースクラブカードがおひとりさま向けの新サービス、ごほうび予約を開始します。「おひとりさま向け」を謳っているだけあっ ...

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プライオリティパスがなくてもダイナースクラブカードがあれば国内外1,000カ所以上のラウンジを利用可能

プライオリティパスが無くてもダイナースクラブカードがあれば世界中の1,000カ所以上の空港ラウンジを無料で利用可能です。本会員・家族カード会員問いません。また、一部のビジネスクラスやファーストクラス向けの各航空会社ラウンジも利用可能です。

特に海外旅行では時間に余裕をもってフライトの2~3時間前には空港に到着していることが多いと思いますが、チェックイン後にウィンドウショッピングをしてもすぐに飽きて暇を持て余してしまうことも多々あります。時間を潰したり軽食をとったりするのに上質なラウンジを無料で利用してフライトまでゆっくりと過ごせると海外旅行が一気に快適になりますよ

手荷物宅配サービスも付帯

海外から帰国したときに疲れ切った身体で大きな荷物を持って帰る、と考えると憂鬱になります。そんなとき手荷物宅配を無料で行ってくれるこのサービスは非常にありがたい!

縦・横・高さ合計160㎝まで、重量30㎏までの荷物を無料で空港から自宅まで届けてくれます。

JAL ABC空港宅配サービスの公式サイトで見てみると、成田空港から東京の自宅まで荷物を届けてもらうのに2,360円 (+消費税)、最も費用がかかる沖縄の自宅に届けてもらう場合で4,410円 (+消費税) の費用がかかりますがこれが無料になります。海外旅行や海外出張によく行かれる方であれば年会費の元がすぐ取れますね。

手荷物宅配サービスの対象空港

  • 成田国際空港 (第1・第2ターミナル)
  • 羽田空港 (国際線ターミナル)
  • 中部国際空港
  • 関西国際空港

充実した付帯保険、海外緊急サービス

海外・国内旅行保険は充実の最高1億円補償

ダイナースクラブカードの海外旅行保険、国内旅行保険は最大1億円の補償をしてくれます (死亡・後遺障害時)。

もちろん保険のお世話にならない (=無病息災) が望ましいのですが、保険のお世話にならなければならない場合に備えて、付帯保険の適用条件に付いて知っておくことも大事です。

本会員向け補償内容

年会費から考えるとかなり充実した補償が付帯しているので、ダイナースクラブカードを一枚持っていると安心です。

死亡・後遺障害 (国内・海外旅行)

業界最高クラスの補償が適用されます。アメックスプラチナや三井住友VISAプラチナカード、JCB THE CLASSといった最高峰のクレジットカードと同レベルの補償内容です。スタンダードクラスのカードでこの補償内容は、ハイクラス向けカードの面目躍如ですね。

  • 自動付帯 … ダイナースクラブカードを持っているだけで無条件に適用される保険は最大5,000万円
  • 利用付帯 … ダイナースクラブカードで旅行費用を支払った場合にのみ適用される保険が最大5,000万円
疾病治療・障害治療 (海外旅行)

海外旅行保険で最も心配になるのがレジャーでのケガ、食中毒や病気で現地の病院にかかった際の費用です。最も利用頻度が高い補償項目のひとつです。一般のクレジットカードでは現地の通院費用や入院費用まで補償してくれるカードは多くありません。ダイナースクラブカードであれば最大300万円まで補償されますので、この心配もかなり減りますね。

  • 自動付帯 … それぞれ最大300万円

疾病・障害治療補償が一番大事

海外では食中毒で入院するだけで100万円、盲腸の手術で200万円~といった非常に高額な医療費を請求される場合があります。いわゆる国民皆保険制度ではない国も多く、保険加入も自己責任とされるためです。実際にお金が無くて病院に行けない、保険に入っていなかったため腹膜炎の手術を受けたら破産してしまった、といった事例にも事欠きません。海外旅行では疾病治療や障害治療に対する備えは必須です。

また、複数クレジットカードで疾病治療・障害治療の補償を合算できます。例えば、ダイナースクラブカード (最大300万円) + MUFGアメックス (最大200万円) を持っていると最大500万円の補償を受けられることになります。

救援者費用 (海外旅行)

緊急で車を手配した場合の費用、入院した際に家族が現地に駆け付けた場合の渡航費用、ケガや病気になった本人を日本へ医療運送する費用に充てられます。疾病・障害治療とは別建てで補償されるので安心ですね。

  • 自動付帯 … 最大300万円
賠償責任 (海外旅行)

現地で意図せずホテルの設備などを破損させてしまった場合などに適用されます。
あまりイメージがわかないかも知れませんが、意外と起き得るので注意が必要です。

・ホテルで衣服を選択して部屋干しした際にスプリンクラーが動いてしまい部屋が水浸しに
・サーフィン中に他のサーファーにぶつかってけがをさせてしまった
・レンタルWiFiの端末を失くしてしまった

こうしたトラブルでも最大1億円まで補償されるのでダイナースクラブカードを一枚持っていれば安心ですね。

  • 自動付帯 … 最大1億円
通院・入院・手術費用補償 (国内旅行)
  • 自動付帯 … 通院費用 日額3,000円、入院費用 日額5,000円
  • 自動付帯 … 手術費用 5万円/10万円/20万円 (内容によって変動)

日本国内では国民健康保険や勤務先の社会保険での補償がメインになりますが、健康保険で全額保証してくれるわけではありません。通院、入院時の費用や手術を受けた場合の費用を更に負担してくれるため有難い補償内容です。

家族特約は付帯しないが、家族カードでも本会員と全く同じ補償内容に

ダイナースクラブカードの旅行保険には家族特約は付帯しません。しかし、家族カード会員も本会員と全く同じ補償内容が適用されます。ご家族のいらっしゃる方は家族カードの発行を検討しても良いでしょう。

海外旅行保険プラス

追加費用を支払うことで、更に補償内容を充実させられる海外旅行保険プラスも提供しています。

  • 出発当日まで、電話一本で申込み可能
  • 70歳以上の方でも加入可能 (健康状態の告知不要)
  • あらゆる国・地域が補償対象に
  • 家族カードを持てない18歳未満のお子様も補償対象に
  • 通常3か月間しか適用されないクレジットカード付帯保険を最長2年まで延長可能

通常3か月までの滞在期間でしか補償が効かないカード付帯保険を最長2年まで延長できるので、長期旅行やワーキングホリデーなどでの長期滞在で活躍してくれます。また、お子様や高齢のご家族の方にも補償を付けられるので安心ですね。

クレジットカードの付帯保険や家族特約について知りたい方は以下のページも読んでみて下さい。

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海外緊急アシスタンスサービスも充実

海外で病気になってしまったけれど言葉の問題でうまく病状を伝えられるか分からない、緊急入院で家族を呼ぶ必要がある、トラブルに巻き込まれて訴訟を起こされてしまった、こういったときにダイナースクラブの海外緊急アシスタンスサービスが活躍してくれます。

24時間、年中無休で日本語の話せるスタッフが強力にサポートしてくれます。普段はなかなか利用しないサービスではありますが、もしものことを考えるととても安心できるサービスです。

  • 最寄りの病院の紹介・案内
  • 医者の手配、医療通訳の手配
  • 病人の方やケガ人の方の搬送手配
  • 救援者 (現地に駆け付けてくれるご家族など) の渡航手続きやホテル手配
  • 事故や遭難の際の救助の手配
  • 損害賠償を請求された場合の弁護士の紹介・手配

ショッピング保険は充実の年間最大500万円

ダイナースクラブカードには年間で最大500万円までのショッピング保険も付帯します (自己負担10,000円)。ダイナースクラブカードを使って購入した品物であれば、修理費用が1万円以上かかるものでも購入90日以内であれば無料で修理してもらえます。

  • スマートフォンの画面割れ
  • ノートPCを落として壊してしまった場合
  • 宝飾品を壊してしまった場合

こうした場合に、自己負担1万円で補償を受けられるのでメーカー保証を使うよりもお得な場合があります。また、多くのクレジットカードでは海外で購入した品物のみ補償適用、といった制限が付きますがダイナースクラブカードであれば国内で購入した品物や他人へのプレゼントにも補償が適用されますので、高価な品物を購入する場合にもダイナースクラブカードが活躍してくれます。

ショッピング保険について詳しく知りたい方は以下の記事も併せて読んでみて下さい。

[クレジットカード基礎知識] ショッピング保険とは?何を補償してくれるの?

今回はクレジットカードに付帯する、「ショッピング保険」について、いったい何の被害・損害を補償してくれるものか?という解説 ...

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ポイント還元率は0.30%~1.00%だが有効期限なし!

ダイナースクラブカードを利用すると、基本的には決済ごとに100円毎に1ポイントのレートでダイナースクラブ リワードポイントが貯まります (100円未満端数切捨て)。ポイント還元率はポイントの移行先によって変動しますが、概ね0.30%~1.00%の還元率になります。また、ポイントの有効期限がありませんのでポイントを目標までじっくりため込むことも可能です。

ポイント交換・移行先実効レート・制限事項
ANAマイル1,000ポイント = 1,000マイル
マイル交換率1.00%
年間移行上限4万マイル
ANA SKYコイン1.20%
移行上限なし
デルタスカイマイル2,000ポイント = 1,000マイル
マイル交換率 0.50%
年間移行上限14万マイル
年間参加料 6,000円(税別)
ユナイテッド航空マイル2,000ポイント = 1,000マイル
マイル交換率 0.50%
年間移行上限12万マイル
年間参加料 6,000円(税別)
大韓航空スカイパス2,000ポイント = 1,000マイル
マイル交換率 0.50%
年間移行上限12万マイル
年間参加料 6,000円(税別)
アリタリア (イタリア航空) マイル2,000ポイント = 1,000マイル
マイル交換率 0.50%
年間移行上限12万マイル
年間参加料 6,000円(税別)
楽天スーパーポイント0.40%
スターバックスカード0.40%
カード利用代金に充当0.30%
旅行代金に充当0.40%

ANAマイル交換率が1.00%なので1ポイント当たりの価値は楽天スーパーポイント (2ポイント=1マイル) の2倍あるという事に。他のエアラインマイルも同様の1.00%交換率なので、ポイントの価値を高めるのであればエアラインマイレージプログラムへの移行がおススメです。

欲しいものがない場合でもANAマイルがおススメ

マイルに興味がなく特に欲しいものもない場合でも、ANAマイルを経由する方が他のポイントプログラムへ高レートで移行できるので、欲しいものがない場合でもANAマイルへの交換がおススメです。

  • 楽天スーパーポイントへの直接交換 : ダイナース1,000ポイントで楽天400ポイントしかもらえません
  • ANAマイルを経由する場合 : ダイナース1,000ポイント → ANA1,000マイル → 楽天1,000ポイント になります。

 

一方でちょっと残念なのが公共料金や携帯電話・スマホ代などの支払いでは200円毎に1ポイント付与の、還元率0.50%になってしまう点。何とか1.00%に戻してもらえませんかねえ、三井住友トラストクラブさん・・・。

公共料金支払いは200円毎に1ポイント付与に

以下の支払いは還元率0.50%、200円1ポイントのポイント付与になります。

  • Yahoo!公金
  • 電気代
  • ガス代
  • 水道代
  • 税金
  • NHK受信料
  • 国民年金保険
  • 総合病院
  • 有料道路
  • ETC利用料
  • 保険料金
  • プロバイダ利用料
  • 携帯・スマホ利用料
  • 有料放送サービス

おわりに

今回はダイナースクラブのスタンダードクラスカードである、ダイナースクラブカードについて紹介いたしました。最早スタンダードクラスのカードもかなり庶民化していると言って良い状況だと思います。また、TRUST CLUBプラチナマスターカードの特典も併せて使っていけば年会費の元を取ってお釣りがたくさん来るレベルでお得になっています。

アメックス並に年会費はかかるものの、周りの人と一味違うクレジットカードを持ちたい方やハイクラスカードを味わってみたい方、ダイナースクラブカードを始めて作る方にもおススメの一枚です。

付帯保険や海外旅行時の安心が欲しい方にもおススメです。

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