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アメックス・プラチナ、ついに日本国内でも金属製の「メタル・カード」発行!突撃も可能に!?

2018年10月3日



ついにアメックスから、日本国内でのメタル製カードの発行が正式に表明されました!2018年10月15日(月)からの発行です。アメックス本社のある米国において、プラチナ・カードホルダー向けに希望者限定でメタルカードが発行されていましたが、これまでずっと日本国内でメタルカードは発行されていませんでした。

これまでメタルカードと言えば、LUXURY CARDかアメックスセンチュリオンか、といったところしか選択肢がない状況でしたが、これにより有力な選択肢が一つ追加されることになります。また、年会費やベネフィット面から、ダイナースプレミアムかアメックスプラチナかで迷っていた層がアメックスにやや偏る結果になるかも知れませんね。

「アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード」への道のり

プラチナ・カードが生まれた背景

そもそも「プラチナ・カード」より一つ下のグレードである「ゴールド・カード」もアメックスが最初に発行したものでした。一定水準以上の収入・社会的地位を持つ富裕層向けにステータスカードとして発行されたのがはじまりです。日本市場においては1980年 (昭和55年)、実に40年近くも前にアメックスの日本初のクレジットカードとして「ゴールド・カード」が登場しました。

その後、アメリカ市場での成功を受けて、他社もアメックスのコンセプトをマネして類似のゴールドカードを発行し始めます。こうした「ゴールド・カード」クラスのステータスカードの氾濫によるブランド価値やステータス性の低下が起きるとアメックスの顧客からは「もっとハイステータスな金持ち向けカードを発行してほしい」というリクエストが数多く寄せられました。こうして、アメックスは1984年に米国市場で「プラチナ・カード」の発行を開始します。日本市場ではやや遅れて1993年(平成5年)に「プラチナ・カード」が、プラチナを上回る最上級カードとして2003年 (平成15年) にはセンチュリオンカードが発行されています。

プラチナ@日本市場25周年記念を受けたメタル・カード発行

メタル・カードについては、2015年に本家のアメリカで発行が開始されたものですが、プラチナ・カード25周年を受けて日本市場での発行に至りました。今後は欧州でも発行の予定があるそうです。券面の特徴として、カード表面にはカード番号の刻印がされておらず、アメックスのロゴ、百人隊長のイラスト、カード取得年のみがレーザーで刻印されています。カード番号はカード裏面に移動されました。メタル・カードでもICチップは搭載されています。

家族カードはメタル・カードにできない

プラチナ・カードの本会員のみがメタル・カードの申し込みが可能です。プラチナ・カード既存会員によるメタル・カードへの切替え、ゴールド・カードからのアップグレードによるメタル・カードへの切替えももちろん可能です。残念ながら家族カードや追加カードは通常のプラスチック製のクレジットカードしかもらえません

このあたり、あまりメタル・カード自体の発行枚数が増えてほしくないのかも知れません。発行枚数をコントロールしてブランド価値を保つのはアメックスのお家芸です。

家族カードはカードカラーが選べる

家族カードはプラチナ、ゴールド、グリーンの3色から選ぶことが可能です。未成年のご家族や配偶者の方などにゴールドやプラチナといった、「いくら使っても大丈夫そう」と思われてしまいそうな色のカードを持たせたくない場合、敢えてグリーンの家族カード (実はプラチナ) を発行するといった小技も可能です。

家族カードは4枚まで無料なので、年会費については気にせずに発行可能なのが嬉しいところです。

また、ビジネス・プラチナ・カード会員もメタル・カードの申込みや切替えが可能になるとのことです。

メタル・カードを発行するにはまずはアメックス・プラチナから

自己申込みが可能になりました

メタルカード化から遅れたものの、2019年4月よりついにインビテーションを待たずに自らアメックスプラチナのメタルカードに自己申し込みが可能になっています。

しかしプラチナのメタルカードを使う前に使い勝手などを試してみたい、という方はグリーンカードかゴールドカードを申込み、その後切替え申し込みを行うというルートが良いでしょう。

税込年会費14万円をいきなり払うのに躊躇する方も多いと思います。

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一般的な、ゴールド・カードからのアップグレード

メタル・カードを発行するためには、プラチナ・カードを取得する必要があります。しかし、プラチナ・カードはインビテーション (招待状) を受け取った方のみが入会可能なクレジットカードです。そのため、ゴールド・カードもしくはグリーン・カードへ入会し、そこで利用実績を積んでプラチナ・カードのインビテーションを受ける、という流れがプラチナ・カード取得の王道と言われています。いきなりゴールド・カードを申し込んでも400万円以上の年収があればまず合格すると思いますので、メタル・カードが気になる方はゴールド・カードから入会するのが早道でしょう。

今も存在感を増す、元祖ゴールドカード

年会費ポイント還元
マイル換算
審査難易度国際ブランド
29,000円(税別)0.3%~1% (最大3.0%)
ANA1マイル/100円 
 ★★★++
最短発行ステータス度サービス充実度お得度
通常1~3週間★★★★+★★★★+★★★★
  • Amazon、Yahoo! 、JAL公式サイト等でポイント還元率最大3.0%!(メンバーシップ・リワード・プラス、年3,000円(税別)加入時)
  • 海外旅行中の最高クオリティの緊急対応
  • 国内・海外旅行保険自動付帯 + 家族特約〇
  • 国内・海外旅行傷害保険最高5,000万円(自動付帯)/1億円(利用付帯)
  • 空港ラウンジ無料利用可能+同伴者一名無料 (国内28空港・海外2空港) + 海外VIPラウンジも利用可能(プライオリティパス)
  • 高級レストランコース一名分無料優待
  • 入会審査は「現在の属性を重視」
お得に申し込む

ビジネス・カードにおいても同様に、ビジネス・ゴールドを取得した後に利用実績を積んでビジネス・プラチナ・カードのインビテーションを受け取るのが一般的です。

「間口を広げる」発言から、来たれ『クレジットカードは人生を豊かにするための投資であって、コスト削減のためのツールではない』と考える人

プレスリリース時にアメックス側から言及されていた、間口を広げるという発言。

アップグレード以外にプラチナ・カード既存会員からの紹介という裏ルートのような入会方法があるのは有名な話ですが、これに加えて、プラチナ・カード問い合わせ窓口、アメックスパートナー経由 (みずほ銀行など)、対面営業、といった形でアメックス・プラチナ入会の経路を増やすそうです。

いわゆる「突撃」ももしかしたら可能になるのかも知れません

後述する「アメックスの求める会員像」に当てはまる人であれば突撃でも審査通過可能と思われます。

生まれ変わったアメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード

メタル・カード発行は2018年10月15日から!ビジネス・プラチナ・カード用メタルカードは11月以降!

  • 金属製メタル・カード
  • 通常のプラスチック製カード

会員氏名、カード番号、カード利用期限、セキュリティコードは裏面印字に移動。Member Sinceのみ表面に残ります。ICチップもLUXURY CARD同様、小型の最新型チップが搭載されることで表面はかなりすっきりしてカッコ良くなります。他のカードもこれに追随してくれると嬉しいですね。

材質と重量

材質はステンレススチール、重量は15gとのことです。
実測値で21g前後のLUXURY CARD(ラグジュアリー・カード)と比較するとやや軽い印象を受けますね。

メタル・カード切替えに際しての注意事項

プラチナ・カード既存会員向けには11月から順次発送される切替え申込書で、メタル・カードへの切替え申込みのお誘いが来るとのこと。切替え申込書の返送から一月以内でメタル・カードがお手元に届きます。

メタル・カードへの切替えに伴いカード番号が変わります。ここは残念ながら受け入れるしかなさそうです。

また、現在既にプラチナ・カードを保有している方は次回カード更新時にメタル・カードへの切替えを行うこともできます。カード更新時に合わせてメタル・カードへ切替えを行う場合、カード番号は維持されます。現在手元にあるプラチナ・カードと同じ番号のメタル・カードが送られてきます。更新が近い方は更新を待ってメタル・カードに切替える方が手間もかからず楽かもしれません。でもすぐ欲しいですよね、これ。

 

コンタクトレス決済にも対応

通常のアメックスプロパーカードやアメックス発行の提携カードと同様に、メタル・カードでもコンタクトレス決済 (American Express Contactless) を利用することが可能です。ローソン、マクドナルド、TSUTAYAなどのコンタクトレス決済に対応している加盟店ではメタル・カードをかざすだけで決済が完了します。

センチュリオンラウンジをはじめとした各種空港ラウンジも無料で利用可能

また、プラチナ会員から利用可能な「センチュリオン・ラウンジ」も無料でもちろん利用可能です (同伴者1名まで無料、それ以降は50USドルかかります)。利用可能なラウンジは以下の7つに大別されます。

  • センチュリオン・ラウンジ
  • インターナショナル・アメリカン・エキスプレス・ラウンジ
  • プライオリティ・パス (国内外1,200か所以上)
  • デルタ・スカイクラブ (米国中心に50か所)
  • エスケープ・ラウンジUS
  • エアスペース
  • プラザ・プレミアム・ラウンジ

海外利用や外貨建て決済で3.0%ポイント還元

海外利用でポイント2倍!といった謳い文句は他社発行カードでもたまに見かけますが、最大でも2.0%程度のポイント還元率のものばかり。それに対してアメックス・プラチナの海外利用および外貨建て決済は3.0%還元!

海外旅行ならアメックス、と再び言われる日が来るのかも知れません。

アメックスがメタル・カードを発表した際のプレス記事によると、「クレジットカードは人生を豊かにするための投資であって、コスト削減のためのツールではない」とのことです。人生を楽しむために投資できる人、こそがアメックスが真に求める上級カード会員の属性の様です。

ANAマイル交換上限は40,000マイルまでに改悪、しかしマイル移行手数料が無料に

これは改善なのか改悪なのか何とも判断の難しいところですが、これまで5,000円かかっていたANAマイルへの移行手数料が無料となりました。その代わり、年間で移行可能なANAマイル上限が40,000マイルとかなり減ってしまいました。

 

還元率1.0%の場合、最低400万円の利用が必要なので、一般庶民の金銭感覚からすれば移行上限なんて到達できないよ、と思われるかもしれません。しかし後述のメンバーシップ・リワード・プラス改善によりAmazonやYahoo!などでの利用でポイント還元率が3.0%となります。日用品をAmazonやYahoo!ショッピングで調達されている方は気を付けないとすぐに40,000ポイントに到達しそうです。

また、出張の多いサラリーマンが新幹線や航空券の料金を立替える際に、アメックス・プラチナで決済していると年間通してかなりの金額になります。接待が多い方などは特に要注意でしょう。

ポイントをためやすくなった半面、ANAマイル移行メインで使用するには決済額の多い方には厳しいかも知れません。ANAアメックスの方が向いている方も多いでしょう。でもメタル・カードがないのです。メタル・カード、欲しいですよね。

メンバーシップ・リワード・プラスのポイント3倍 (3.0%還元) も健在

2018年9月より強化された、メンバーシップ・リワード・プラス (プラチナ会員は無料付帯) のポイント3倍還元のベネフィットも受けられます。Amazon、Yahoo!のオンラインでの利用や海外利用時にポイントが3倍になります。

アメックスのポイントプログラム、「メンバーシップリワード」

カードご利用代金100円ごとに1ポイントの「メンバーシップ・リワード」ポイントが加算されます。貯まったポイントはアイテムや航空系マイル以外にも、パッケージツアー等の旅行商品やヨドバシカメラや高島屋商品券、カード利用後の支払い代金充当等、幅広く利用可能です。

従来はポイント還元率0.3%~と今一つな還元率ですが、後述のポイントを有効活用するサービスである、「メンバーシップ・リワード・プラス」に年間3,000円(税別)支払って加入するとポイントの使い勝手が大きく変わります。

特にアメックスのクレジットカードで貯めたポイントを提携航空会社のマイルと交換したいと考えている方は、以下の内容は必読です。

メンバーシップ・リワード・ポイントで交換可能な航空系マイレージプログラム一覧

JALマイレージバンクにこそ対応していませんが、国内外の15の航空会社と提携しており、これらのマイレージプログラムへポイントを移行することができます。

  • ANA「ANAマイレージクラブ」
  • チャイナエアライン「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」
  • デルタ航空「スカイマイル」
  • ヴァージン アトランティック航空「フライングクラブ」
  • タイ国際航空「ロイヤルオーキッドプラス」
  • キャセイパシフィック航空「アジア・マイル」
  • シンガポール航空「クリスフライヤー」
  • ブリティッシュ・エアウェイズ「エグゼクティブ・クラブ」
  • スカンジナビア航空「SAS ユーロボーナス」
  • アリタリア-イタリア航空「クラブ・ミッレミリア」
  • フィンランド航空「フィンエアー・プラス」
  • エティハド航空「エティハド ゲスト」
  • エミレーツ航空「エミレーツ・スカイワーズ」
  • カタール航空「プリビレッジクラブ」
  • エールフランス/KLM航空「フライングブルー」

メンバーシップ・リワード・プラスは加入前提で考えた方がお得!

ポイント還元をお得にするためのプログラム、「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間3,000円)に登録すると1~1.25ポイント=1マイルで交換できる様になります。通常加盟店で使う限りは実質ポイント還元率は1.0~1.5%程度と考えて良いでしょう。

メンバーシップ・リワード・プラス未加入の場合

  • 1ポイントの価値 = 0.3~0.5円程度
  • 還元率0.3%~0.5%程度
  • 航空系マイル交換レートは2:1 (2,000ポイント=1,000マイル)
  • ポイント有効期限は通常3年
  • 一度ポイント交換をするとポイント期限が無期限に伸びる

メンバーシップ・リワード・プラス加入時

  • 1ポイントの価値 = 1.0円程度
  • 還元率1.0%~
  • 航空系マイル交換レートは1:1または1.25:1 (1,000ポイント=1,000 ANAマイル、または1,250ポイント=1,000他社マイル)
  • ポイント有効期限は無期限

※ 因みにアメリカン・エキスプレス・プラチナカード (ビジネスプラチナ含む) 、アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードはメンバーシップ・リワード・プラスを無料で利用可能です。

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メンバーシップ・リワード・プラス & ボーナスポイントプログラムで最大3.0%のポイント還元!

2018年9月に「メンバーシップ・リワード・プラス」のサービス内容が大きく改善されました。AmazonやYahoo!ショッピングなど特定のオンラインサービスを利用した場合、最大でポイント還元率3.0%が見込めます!通常100円毎に1ポイント付与になりますが、「ボーナスポイントプログラム」登録済みの方はこれに100円毎に2ポイントのボーナスポイントが追加されます。実質的に、100円毎に3ポイント付与の大盤振る舞いです。

ボーナスポイントプログラム登録は無料、翌年度以降は自動更新です。この点は非常に使い勝手が良くポイント高いです。

ボーナスポイントプログラムの注意事項

  • 初回は手動登録が必要
  • プログラム上の年度は「9/1~翌年8/31」
  • 年度内ボーナスポイント上限は100,000ポイント (約500万円の決済)

上限があるとは言え、500万円以上を単年度で決済しないと上限に到達しません。大多数の方にとっては問題のないレベルの制限事項でしょう。ビジネスカードで決済をアメックスに集中させている個人事業主の方や、センチュリオン修行をしている方には痛いかも知れません。

ボーナスポイントプログラムの対象カード

以下の純プロパーカードが対象です。

  • アメックス・グリーン
  • アメックス・ゴールド
  • アメックス・プラチナ
  • アメックス・センチュリオン

残念ながら、プロパーでもスカイ・トラベラーカードは対象になりません。また、ANAアメックス、SPGアメックスなどの提携カードはやはり対象外とのことです。

カテゴリ対象サービス
AmazonAmazon.co.jpでのお買物
Amazonマーケットプレイス
Kindleストア
Amazon Business
Yahoo! JAPANYahoo!ショッピング
ヤフオク!(Yahoo!かんたん決済)
ヤフー官公庁オークション
iTunesiTunes Store
App Store
iBools
Apple Music
JAL公式ウェブサイトJAL国内線・国際線航空券
JALPAK国内・海外ツアー商品
アメリカン・エキスプレス トラベルオンライン事前決済で購入のホテル・レンタカー
国内航空券
HIS海外航空券
事前決済となる海外ホテル
海外旅行 + ホテル(セット販売)
海外パッケージツアー、オプショナル人が多い

ボーナスポイント・パートナーズ

前述の「メンバーシップ・リワード・プラス」に加入しなくても利用可能なサービスです。種類が限られていますが、各種ブランドショップや高島屋オンラインストア、じゃらんなどの提携ショップやサービスの利用で、ポイントが2倍~最大10倍までアップします。あまり種類がないためこれはオマケ程度と思って良いでしょう。

航空会社マイル、提携ホテルポイントへの移行について

提携航空会社のマイルや、提携ホテルグループのポイントへの移行を考えている場合、ポイントが大量であれば上述の「メンバーシップ・リワード・プラス」へ入会しましょう。交換レートが2倍以上違います。逆に言えばこれに加入せずにアメックスのポイントを航空会社マイルやホテルグループへのポイントへ移行するのは損ですらあります。

※ ANAへのポイント移行には、別途「ANAマイルコース」参加登録費が必要 (年間5,000円+税)

 

ANAマイル交換に関する注意事項

  • アメックス・グリーン (ビジネスカード含む)
  • アメックス・ゴールド (ビジネスカード含む)
  • アメックス・プラチナ (ビジネスカード含む)
  • アメックス・センチュリオン
  • スカイ・トラベラー・カード
  • スカイ・トラベラー・プレミア・カード

これらのカードで貯めたポイントについては、2018年中のマイル付与完了分までは年間最大8万マイルまで、2019年以降のマイル付与完了分からは年間最大4万マイルまでの交換受付となりました。一応の改善点として、アメックス・プラチナ以上のグレードのカードホルダーは「ANAマイルコース」の参加費用 (年5,000円+税) が無料となります。

改悪にも見えますが、ANAマイルで4万マイル分のポイントを貯めるには通常決済で400万円の決済が必要です。月間で最低33万3千円の決済を行う必要があることを考えれば、この上限にも到達できる方の方が少なそうです。

 

アメックスの価値はあくまでトラベル&エンターテインメントサービスにあります。利用ポイントを余すことなくマイルやホテルグループポイントへ高効率で交換したい!という点が譲れない方は、以下アメックス提携カードをおススメします。

ANAアメリカン・エキスプレス®・カード

ANAマイルへ1:1交換できるポイントが貯まる、アメックス発行の提携カード。
各種プロテクション(不正利用補償・盗難/紛失補償)が付帯。
ANAマイルを無期限化することも可能!
入会ボーナスでANA1,000マイルプレゼント & ANA航空便搭乗でボーナスマイル+10%!
入会審査は寛容な模様 (現況重視)。
・国内空港ラウンジ … ○ (同伴者一名も無料利用可能)
年会費ポイント還元
マイル換算
審査難易度国際ブランド
7,700円(税込)1%
ANA1マイル/100円 
 ★★★
最短発行ステータス度サービス充実度お得度
通常1~3週間★★★★★★+★★★++

ANAアメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード

ANAマイルへ1:1交換可能なポイントが無期限で貯まる!ANAアメックス上位カード。
各種プロテクション(不正利用補償・ショッピング返品保障・盗難/紛失補償・航空券キャンセル補償)が充実。
アメックスゴールドと同等の付帯保険
入会ボーナス/カード継続ボーナスでANAマイルを2,000マイルプレゼント!
ANA航空便搭乗でボーナスマイル+25%
・国内空港ラウンジ … ○ (同伴者一名も無料利用可能)
年会費ポイント還元
マイル換算
審査難易度国際ブランド
31,000円(税別)1%
ANA1マイル/100円 
 ★★★++
最短発行ステータス度サービス充実度お得度
通常1~3週間★★★★★★★★★★★★+

スターウッド・プリファードゲスト・アメリカン・エキスプレス・カード

実質無期限有効なANA/JALマイルへ交換可能なポイントが貯まる、アメックス発行のリゾートホテル提携カード。
各種プロテクション(不正利用補償・盗難/紛失補償、航空券キャンセル補償等)が付帯。
実質無期限有効なポイントをANA, JALなど多数の航空会社マイルへ交換可能
20,000ポイント以上の交換で+5,000マイルボーナスプレゼント
・カード継続でスターウッド提携高級リゾートホテル宿泊券をプレゼント
・国内・海外空港ラウンジ … ○
年会費ポイント還元
マイル換算
審査難易度国際ブランド
31,000円(税別)1.0%~1.25%
JAL・ANA1.25マイル(100円)
 ★★★++
最短発行ステータス度サービス充実度お得度
1~3週間★★★+★★★★★★★★★++

FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)も健在

アメックス提携の上級ホテルで様々な特典が受けられる、T&E (Travel & Entertainment) カードならではの特典も、もちろんメタル・カード移行後のアメックスプラチナで利用可能です。

国内ではザ・リッツ・カールトン東京やセントレジス大阪などをはじめとする上級ホテルで以下のサービスを受けることが出来ます。

  • レイトチェックアウト (~16時)
  • 朝食サービス (2名まで)
  • 宿泊部屋アップグレード
  • アーリーチェックイン (12時~)
  • ホテルオリジナル特典プレゼント
  • その他、ウェルカムドリンクなどホテルによる

各種リゾートホテル上級会員資格も付帯

  • マリオットゴールドエリート会員 (合併後のSPG含め)
  • ヒルトン・オナーズゴールド会員
  • シャングリ・ラ ゴールデンサークルジェイド会員
  • etc.

挙げればきりがないですが、これら上級ホテルの上級会員資格が一気に得られます。こまこまと各種ホテルに宿泊してエリート会員を目指す必要もなくなるので、こうした会員権に価値を感じる方はアメックス・プラチナ向けと言えるでしょう。

出張や旅行の多い方、家族旅行でよく海外に行かれる方には魅力的に映ると思います。

おわりに

今回は日本市場で満を持してついに登場した、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード会員限定の、金属製カード、「メタル・カード」の概要と取得方法についての紹介記事でした。メタル・カードが気になる方は以下のリンクで、プラチナ・カードの前段になるゴールド・カードについてチェックしてみて下さい。

最後まで読み進めて下さり、ありがとうございました。

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