今回はJCBカードの発行する数あるクレジットカードの最高峰、JCB THE CLASS (ザ・クラス) 、通称【階級】に付帯するベネフィットの紹介やステータス・レア度・取得方法や審査難易度についての考察記事です。
日本発の国際ブランドから事実上唯一のブラックカードとして発行されているのがJCB THE CLASSです。日本の国際ブランドが発行するブラックカードだけあり、収入やそのときの支払い能力以上に支払い実績の積み上げ、つまり信頼を重視するのが特徴のブラックカードです。
本記事のポイント
- 通常のJCBゴールドやJCBプラチナとJCB THE CLASS (ザ・クラス) は何が違うのか?
- JCB THE CLASS (ザ・クラス)を持っているとどんないいことがあるの?
- JCB THE CLASS (ザ・クラス)を取得するにはどうすればいいの?
- JCB THE CLASS (ザ・クラス)の審査はどれぐらい厳しいの?
ご存じのとおり、JCB THE CLASSの様なブラックカードは原則として招待制のため、インビテーションをもらわないと入会申込みもできません。JCB THE CLASSの場合は JCBゴールドカード または JCBプラチナカード を発行するところがスタート地点になります (例外的に直接申し込む方法がありますが後述します)。JCBゴールドかプラチナの利用実績を積んでTHE CLASSのインビテーションを待つのが基本になります。このあたりの審査に関しても本記事で解説しております。是非参考にしてみて下さい。
JCBプロパーカード最高峰の国産ブラックカード
JCB THE CLASS (ザ・クラス)
年会費 | ポイント還元 | 審査難易度 | 国際ブランド |
50,000円(税別) | 0.35%~2.50% | ★6 | |
最短発行 | ステータス度 | サービス充実度 | レア度 |
二週間程度 | ★8 | ★8 | ★7 |
- JCB会員から選ばれた人のみが持てる国産ブラックカード!
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- ザ・クラス メンバーズ・セレクションやグルメ・ベネフィットなどのハイクラスサービス
- ディズニーリゾートやUSJでの独自特典
- プライオリティパスに同伴者1名無料特典付き & 充実の旅行保険
- ザ・クラスの第一歩はJCB OS ゴールド、プラチナから!
JCB THE CLASSの概要
国際ブランド本体発行の最高峰カードのひとつ
JCB THE CLASSは日本が誇る国際ブランドであるJCB (Japan Credit Bureau) が発行する数多のクレジットカードの中で最高峰のカードです。
実は国際ブランドの多くはアメリカ企業です。VISA、マスターカード、アメックス、ダイナース、Discover、みんなアメリカ企業です。銀聯 (Union Pay)とJCBだけが例外的にアジア発の国際ブランドとして世界で認知されています。言い換えれば世界規模の決済インフラの大半をアメリカ一国に握られていると言ってもいいでしょう。
日本国内ではこれに加えてiDとQUICPayが国際ブランドに準じる役割を果たしていますが、決済インフラを自国で持っていない国がアメリカ率いる西側陣営と経済戦争を始めるとどうなるか・・・、という事を考えると自国企業で国際ブランドを展開できているのはなかなかすごい事なのです。
庶民が持つには現実的!?
JCB THE CLASSの年会費は税抜き50,000円とブラックカードと言われるクレジットカードにしてはかなり良心的で控えめです。
- 三井住友VISAプラチナ ・・・ 50,000円+消費税
- ANA JCB プレミアム ・・・ 70,000円+消費税
- アメックスプラチナ ・・・ 130,000円+消費税
- ダイナースプレミアム ・・・ 130,000円+消費税
- TRUST CLUB World Elite (Mastercard)・・・130,000円+消費税
- LUXURY CARD (Mastercard) ・・・ 50,000円~200,000円+消費税
各国際ブランドの代表的なプラチナカードやブラックカードの年会費と比較しても、かなり安い部類に属します。年収800万円もあれば年会費をそこまで気にすることなく維持できるので、良心的な年会費と言って良いでしょう。
クレジットカード基本情報
年会費 (本会員/家族会員) : 50,000円 (+消費税) / 無料 (最大8枚)
国際ブランド :
審査難易度 : ++~
利用限度額 : 350万~500万円 (入会時)
ポイント還元率 : 0.35%~2.50% (1,000円/1ポイント、月額累計)
ポイント有効期限 : 5年間
電子マネーチャージによるポイント還元 : なし
ETC : 無料 (満額付与)
締め日 / 支払日 : 毎月15日 / 翌月10日
そもそもブラックカードとはどんなカードなのか?
「ブラックカード」という言葉は一般的には各種クレジットカードの最上級クラスのカードの意味で使われることが多い言葉です。ご存知の方も多いかもしれません。
しかし、明確に「ブラックカード」を謳っているクレジットカード自体は多くありません。プラチナカードをブラックカードとして発行しているクレジットカード会社もあれば、プラチナカードでありながら最上級感を出すためにカードデザインをブラック地 + シルバー or ゴールド文字デザインとするしているクレジットカード会社もあります。
一般論的には最上級カードということもあり、サービスも各カード会社の最上級のサービスが付帯しており、年会費も高額になる傾向があります。入会方法についても基本的にはインビテーション (招待状) が届いた会員のみが入会可能であることが多いですが、2019年8月現在ではMastercardブランドのカードに限ってはこの原則が崩れてきています。
各種国際ブランドにおける「ブラックカード」の呼称
国際ブランドごとに名称が異なる
- VISA … VISA Infinite (インフィニット) カード
- Mastercard … World Elite (ワールドエリート) カード
- JCB … THE CLASS (ザ・クラス)
- アメックス … センチュリオンカード
- ダイナース … プレミアムカード
それぞれの国際ブランドで最上級カードを指す言葉は異なります。ブラックカードという一般的な呼称は、ブラックカードの元祖であるアメックスセンチュリオンの券面がブラックだったことに基づいています。
最近は年会費無料カードやプラチナカードでも黒地デザインが多いせいか、パッと見でブラックカードと分かってもらえないことも多いようです。メタルカードは上級カードであることを示すためのささやかな抵抗なのかも知れません。たまにスロットイン型カードリーダーに吸い込まれたりするリスクがあるみたいです・・・。
また、Mastercardに限っては最上級のWorld Elite (ワールドエリート) グレードで自己申込み可能なカードが国内でもリリースされています。
JCB THE CLASSの年会費
JCB THE CLASSの年会費はブラックカードの中ではかなり良心的と言える、50,000円(+消費税)です。各社のブラックカード年会費と入会金を比較してみましょう。
カード名称 | 国際ブランド | 年会費 | 入会金 |
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード | 350,000円+税 | 500,000円+税 | |
ダイナース・プレミアムカード | 130,000円+税 | なし | |
SURUGA VISA Infinite (インフィニット) | 120,000円+税 | なし | |
LUXURY CARD (ラグジュアリーカード) GOLD | 200,000円+税 | なし | |
TRUST CLUB World Elite カード | 130,000円+税 | なし | |
JCB THE CLASS (ザ・クラス) | 50,000円+税 | なし |
一般のクレジットカードと比較すると年会費5万円は確かに高額と言えますが、ブラックカードは選別された優良顧客のためのもの、つまりお金持ちの方々向けのクレジットカードであることを考えると、JCB THE CLASSの年会費は破格の安さであると言って良いでしょう。取得難易度自体は高めですが、取得して長く使っていくには維持しやすいブラックカードなので、無理して背伸びしなくてもいい庶民感覚のブラックカードとして人気があります。
また、家族カードは8枚まで無料発行可能、ETCカードも無料なので一部プラチナカードよりもトータル年会費は安く上がります。
家族会員であれば後述の旅行保険も本会員と同内容が適用されるため、ご家族分の家族カード発行を強くおススメします。
JCB THE CLASSの特典概要
詳細は次の章で解説しますが、ここではザ・クラスに付帯する数々の特典の概要を箇条書きにしておきます。
- 24時間対応コンシェルジュ
- メンバーズセレクション
- 東京ディズニーリゾートのTHE CLASS会員専用ラウンジ
- USJと京都駅内のJCBラウンジ
- プライオリティパス
- グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名分無料)
- ダイニング30(飲食店で合計代金・コース料理が30%OFF)
- 充実の旅行保険
以下、ひとつずつ簡単に解説します。
JCB THE CLASS (ザ・クラス) を持っているとどんないいことがあるの?
JCB最高のステータスカード
良質な取引実績を何よりも重視するJCB。そんなJCBに最上級顧客として認められた・・・という自己満足に浸れるかも知れませんが、そんなことよりカードフェイスのかっこよさ、これでしょう。
デザインはJCB発行のクレジットカードの中でも飛び抜けています。
24時間対応コンシェルジュ
さすがにアメックスセンチュリオンカードの様な専任担当者は付きませんが、24時間365日対応のTHE CLASS会員専用コンシェルジュサービスが提供されます。
- レストラン・料亭・居酒屋
- ゴルフ場
- 航空券・新幹線
- ホテル・旅館
- etc.
こうした予約代行や、お店の相談なども受けてくれます。
また、一般のプラチナカードレベルの外注コンシェルジュよりもレベルが高いという評価も多いです。コンシェルジュサービスは多くの場合、外注先に委託されることが多いものですが、THE CLASSはJCBが育成した精鋭スタッフが揃っているとの事。
飲み会の幹事、お客様の接待、上司の出張手配などコンシェルジュを上手く使いこなせればあなたの評価も上がりますし、自分の時間と手間をかけることもありません。お誕生日や送別会の場合はリクエストすれば花束やギフトを用意したりといった小回りも利きます。
また、安いコンシェルジュサービスだとサービス範囲外としてお断りされてしまう雑用、例えばお買物の際に在庫確認をお願いすればやってくれます。繁忙期でも通常価格で泊まれるホテルの部屋を頑張って探してくれたりもします。
リクエストに応じた提案をしてくれるので、自分の要望に合わない場合は再度依頼すればあとはコンシェルジュが予約・手配を勝手にやってくれます。歓送迎会や職場の懇親会など、お店選びも丸投げできちゃいます。
コンシェルジュデスクへの電話もつながりやすく、依頼内容のカテゴリに沿って○○なら1、xxなら2をプッシュして~といった迂遠なこともなくサクッと電話でお願い事を投げられます。
年会費以上に活躍してくれるという評価も多く、是非使いこなしたいところです。
ザ・クラス メンバーズセレクション
通称メンセレ。THE CLASSの会員に年1回届くカタログギフトのことです。毎年3月末時点でJCB THE CLASS会員であることがメンバーズセレクション特典の対象になる条件です。
カタログギフトで選べるプレゼントの価値は2万円~3万円程度であり、年会費の約半額をこのメンセレで取り返せるので、きちんと納得いくプレゼントをもらえば実質の年会費は半額近くまで抑えられますよ。
エンターテインメント&トラベルコース
JCBは東京ディズニーリゾートの公式スポンサーでありUSJ (ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)のパートナーでもあります。そのためディズニーデザインのクレジットカードが元々充実しています。そしてザ・クラスの特典はまさにパートナーシップの力を結集した内容になっています。
特典 | 内容 | |
---|---|---|
1 | JCBトラベルクーポン(25,000円分) | 海外・国内パッケージツアー、JCBプレミアムステイプラン支払いに充てられるトラベルクーポン25,000円分 |
2 | 東京ディズニーリゾート パークチケット2枚 & アイテム | 東京ディズニーランド or 東京ディズニーシー1日パークチケット x 2枚 ディズニーグッズのセット (例) ・ダッフィー & シェリーメイのぬいぐるみ ・ジェラトーニ & ステラ・ルーのぬいぐるみ ・ミッキー & ミニーのぬいぐるみ ・ネクタイ & ネクタイピンセット ・カラフルチェックタオルセット |
3 | USJ (1) スタジオ・パス(2枚) + JCBエクスプレス・パス1引換券(4枚) | ・USJ入場可能なパスポート x 2枚 ・エクスプレス・パス引換券 (アトラクション待ち時間短縮) x 4枚 先着1,500名まで |
4 | USJ (2) スタジオ・パス(2枚)、JCBプレモカード(1万円分) | ・USJ入場可能なパスポート x 2枚 ・USJオリジナルデザインJCBプレモカード1万円分 |
年に一度、無料でTDRかUSJに行くか、25,000円のトラベルクーポンをもらって好きな旅先でのんびりする足しにするもよし。
厳選ギフトコース
厳選ギフトコースで送られてくるカタログギフトでは、確かな格を持った様々な賞品を選ぶことができます。
- 食品・飲料・お酒
- 白物家電・キッチン向け家電
- 食器・キッチン用品
- 筆記用具
- バッグ
- ゴルフ用品・自転車用品
- etc.
JCB THE CLASSの限定品もあります。
有名なところで、パーカーのTHE CLASS限定デザインのボールペンがあります。ザ・クラスのカードに描かれているペガサスのマークをあしらっている限定品です!
ディズニーやUSJに興味のない方はこちらがおススメです。
パナソニックのラムダッシュ (電動シェーバー) やケルヒャーの高圧洗浄機など、購入すると2万円を超える生活家電もラインナップに含まれていますので、こうした品物をもらって生活コストを圧縮するのも特典の賢い活用方法ですね。
東京ディズニーリゾート内ラウンジを年1回利用可能
年1回ですが、同時に4名まで無料でスターツアーズ内のTHE CLASS会員専用ラウンジを利用できます。混雑した東京ディズニーランド内のフリードリンクサービスのあるラウンジで休憩できるのは非常にありがたいですね!
スターツアーズのアトラクションがJCB提供だから成せる業と言えるでしょう。
- 画像引用 : 東京ディズニーリゾート公式サイト
注意すべき点として、このラウンジは当日使いたいから使わせてくれ!と受付に行っても使わせてもらえません。事前に利用申し込みを行い、招待券を入手し、招待券裏面の電話番号へ電話してラウンジを予約しておく必要があります。
ラウンジ招待券が届くまで約10日かかるため、ディズニーランドに行く前に余裕をもって入手しておきましょう。
USJと京都駅内のJCBラウンジ
USJ JCBラウンジ
JCBプラチナ以上のカード特典として、USJ (ユニバーサル・スタジオ・ジャパン) 内のJCBラウンジを年に一度、4名まで利用できます。
こちらも事前予約必須です。利用の流れは以下のとおり。その場でフラりと入ろうとしても入れないので要注意です。
- JCBカードデスクへ電話し、JCBラウンジ招待券を請求
- JCBラウンジ予約担当へ電話でラウンジ利用予約 (利用日の1月前~1日前までに)
フリードリンクやフライングダイナソーの優先搭乗権利があるので効率よく遊んで休憩できますね!
3月大阪出張のついでにUSJ行って来ま~す🎵
ってことで、JCBにラウンジ招待券請求したのが到着です👍
フライングダイナソー並ばないで乗れるらしい(プチ自慢🙇)🤣
頑張ってレポします‼️ pic.twitter.com/XAo3gKJidY— よっぴー🌠マクフライ (@tsujii707) February 8, 2019
JCBラウンジ京都
JR京都駅直結のラウンジを利用できます。京都観光の合間に休憩したり、新幹線の待ち時間に一休みしたりとゆっくりできますよ。
フリードリンクはもちろんのこと、電源を使える席もあるので出張中のビジネスマンの方にもおススメです。
- 画像引用元 : JCBゴールドカード公式サイト
京都駅にほぼ直結している割には空いているし、無線LANも電源も使えるので旅行中の休憩にもってこいです。
京都なう。
JCBのラウンジで休憩中。
空いてて快適。
無料サービスは使わないと損!!
Wi-Fi無料!!カフェラテ美味しいぜっ。
カフェ代浮いたやで。 pic.twitter.com/ZjEqID25v1— 毎日がサンデゐα (@Garupanisuto03) May 20, 2019
JCBラウンジ京都を利用可能なJCBカード
JCBラウンジ京都を利用するには以下のクレジットカードのいずれかが必要です。JCB発行のプラチナもしくはゴールド・ザ・プレミアが要求ラインです。
- JCB THE CLASS
- JCB プラチナ
- JCB プラチナ 法人カード
- ANA JCBカード プレミアム (SFC含む)
- JAL JCB プラチナ (Club EST, JGC含む)
- 東海東京証券プレミアムクラブ JCB Platinum
- JCB ゴールド The Premier
プライオリティパスは同伴者二名無料のハイグレードタイプ
海外空港のラウンジを利用可能になる、プレミアムカードではお馴染みのプライオリティパス (プレステージ会員)。
通常は429USドル (1USD=110円のとき47,100円)のプライオリティパスが無料でもらえると思うと年会費をこれだけでペイできる気になってしまうかも知れません。
毎回の利用料金がかからないプレステージ会員であるのは勿論のこと、THE CLASSのプライオリティパスは同伴者2名まで無料になります(同伴者3人目からは2,000円+消費税)。
家族カードへのプライオリティパス発行がないのが返す返す残念ですが、年会費とのバランスから仕方のないところです。
アメックス付帯のプライオリティパスと異なり、関空の「ぼてぢゅう」無料利用 (3,148円まで) の権利も健在です。
プライオリティパス同伴者料金
多くクレジットカードは家族カード分のプライオリティパス発行がありません。一部カードのみ同伴者1名分無料、というケースがあります。同伴者2名まで無料のカードは殆どありません。
同伴者料金はアメックスセンチュリオンだと3人目から32USドル (約3,500円)、SURUGA VISA プラチナ(税抜き年会費6万円)だと3人目から2,800円、SURUGA VISA Infinite(税抜き年会費12万円)で同伴4名まで無料なのでTHE CLASSはかなり良心的な設定と言えます。
MUFGプラチナアメックスやLUXURY CARDなど一部カードのみ家族カード分のプライオリティパスも無料発行してくれますが、その場合は同伴者無料特典は付帯しません。
グルメ・ベネフィット(高級レストラン2名以上利用で1名分無料)
アメックスのゴールドダイニングなどと同等のサービスです。いわゆる高級レストラン・飲食店のコースメニューを2名以上で利用する際に1名分のコース料理代金を無料にしてもらえるサービスです。利用すれば確実に1万円前後が浮くことになるため、記念日や接待などで積極的に使っていきたいところですね。対象店は約100店程度とアメックスに比べるとやや少ないですが一流店が厳選されています。
事前予約は3日前までに
コンシェルジュデスクへの電話予約は3日前までに済ませておく必要があります。
- 希望店のクーポンID
- 人数
- 日時
また、他の格安プラチナと似たサービスに見えますが、ブラックカード付帯のサービスなだけあって利用回数に実質的な上限がないのが流石です。
格安プラチナカードでは年間最大2回までという制限があることが多いですが、THE CLASS付帯のグルメベネフィットはいくらでも使えます!
各店につき半年に一度利用可能です (4月~9月、10月~3月でカウント)。
半年の間に同じ店で利用しない限り何度でも使えます。そのたびに1名分のコース料金が無料になります。最低でも1名分はコース料金を支払う必要こそありますが、節約可能な金額を考えると年会費の2倍以上を軽々と取り返せそうです。
ダイニング30(飲食店で合計代金・コース料理が30%OFF)
グルメベネフィットとは別に、コース料理代金または合計代金が30%割引 (飲食店による) になるダイニング30というサービスもあります。
2名~3名で利用する場合はグルメベネフィットの方がお得なのですが、4名以上で利用する際にはダイニング30の方が金額的にお得です。
特に合計代金からの30%引きが適用される場合、コース料理以外の好きなメニューも割引対象になるので好きな料理を料金を気にせず頼めるのは何気に大きいです。
飲食店の予約時にダイニング30を利用する旨を伝え、支払いをJCB THE CLASSで行うことが適用の条件です。
海外・国内旅行保険は最高1億円補償 + 疾病・障害治療も最高1,000万円
JCB THE CLASSやJCBプラチナカードの海外旅行保険、国内旅行保険は最大1億円の補償をしてくれます (死亡・後遺障害時)。
もちろん保険のお世話にならないのが望ましいのですが、保険のお世話にならなければならない場合に備えて、付帯保険の適用条件に付いて知っておくことも大事です。
本会員・家族カード会員向け補償内容
アメックスプラチナやダイナースクラブをも総合的には上回るバランス、まさに最高レベルの補償内容。JCBプラチナやTHE CLASSの価値はここにもあります。
死亡・後遺障害 (国内・海外旅行)
- 自動付帯 … JCBプラチナ、THE CLASSを持っているだけで無条件に適用される保険は最大10,000万円 (海外/国内旅行)
疾病治療・障害治療 (海外旅行)
海外旅行保険で最も心配になるのがレジャーでのケガ、食中毒や病気で現地の病院にかかった際の費用です。最も利用頻度が高い補償項目のひとつです。JCBはこの補償額が特に高く、最高1,000万円までカバーしてくれるのは非常に心強いです。
- 自動付帯 … それぞれ最大1,000万円
疾病・障害治療補償が一番大事
海外では食中毒で入院するだけで100万円、盲腸の手術で200万円~といった非常に高額な医療費を請求される場合があります。いわゆる国民皆保険制度ではない国も多く、保険加入も自己責任とされるためです。実際にお金が無くて病院に行けない、保険に入っていなかったため腹膜炎の手術を受けたら破産してしまった、といった事例にも事欠きません。海外旅行では疾病治療や障害治療に対する備えは必須です。
また、複数クレジットカードで疾病治療・障害治療の補償を合算できます。例えば、JCBプラチナカード (最大1,000万円) + MUFGアメックス (最大200万円) を持っていると最大1,200万円の補償を受けられることになります。
救援者費用 (海外旅行)
緊急で車を手配した場合の費用、入院した際に家族が現地に駆け付けた場合の渡航費用、ケガや病気になった本人を日本へ医療運送する費用に充てられます。疾病・障害治療とは別建てで補償されるので安心ですね。
- 自動付帯 … 最大1,000万円
賠償責任 (海外旅行)
現地で意図せずホテルの設備などを破損させてしまった場合などに適用されます。
あまりイメージがわかないかも知れませんが、意外と起き得るので注意が必要です。
・ホテルで衣服を選択して部屋干しした際にスプリンクラーが動いてしまい部屋が水浸しに
・サーフィン中に他のサーファーにぶつかってけがをさせてしまった
・レンタルWiFiの端末を失くしてしまった
こうしたトラブルでも最大1億円まで補償されるのでJCBプラチナやTHE CLASSを持っていれば安心です!
- 自動付帯 … 最大1億円
通院・入院・手術費用補償 (国内旅行)
- 自動付帯 … 通院費用 日額2,000円、入院費用 日額5,000円
- 自動付帯 … 手術費用 5万円/10万円/20万円 (内容によって変動)
日本国内では国民健康保険や勤務先の社会保険での補償がメインになりますが、健康保険で全額保証してくれるわけではありません。通院、入院時の費用や手術を受けた場合の費用を更に負担してくれるため有難い補償内容です。
航空便遅延・欠航時の補償、手荷物遅延や紛失の補償も充実
海外旅行は自動付帯、国内旅行は利用付帯となりますが航空便の乗継遅延や手荷物遅延・紛失といった旅行中のアクシデントに対しても補償が行われます。
- 乗継遅延 … 2万円
- 出航遅延・欠航/搭乗不能 … 2万円
- 受託手荷物遅延 … 2万円
- 受託手荷物紛失 … 4万円
特に手荷物遅延や紛失といった精神的ダメージが大きいトラブルでささやかながらも補償があると少しは気が紛れると言うものです。トラブルがないに越したことはないのですが。
家族特約 (家族カード会員以外の方) 向け補償内容
家族カードを持てない18歳未満のご家族などへの家族特約も付帯していますが、本会員向けの内容ほど充実しているとは言えません。家族カードを持てないご家族向けには個別の旅行保険に加入するのが望ましいでしょう。
年間利用金額 (税込み) | メンバーランク | JCBザ・クラス JCBプラチナ JCBゴールド ザ・プレミア | JCBゴールド ネクサス デビットゴールド | JCB一般カード | |
---|---|---|---|---|---|
300万円以上 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | ポイントup | 70%UP | 60%UP | ---- |
1,000円あたり | 1.7ポイント | 1.6ポイント | ---- | ||
ポイント還元率 | 0.595%~0.85% | 0.56%~0.80% | ---- | ||
抽選口数 | 6倍 | 6倍 | ---- | ||
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | ポイントup | 60%UP | 50%UP | 50%UP |
1,000円あたり | 1.6ポイント | 1.5ポイント | 1.5ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.56%~0.80% | 0.525%~0.75% | 0.525%~0.75% | ||
抽選口数 | 6倍 | 6倍 | 4倍 | ||
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | ポイントup | 30%UP | 20%UP | 20%UP |
1,000円あたり | 1.3ポイント | 1.2ポイント | 1.2ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.455%~0.65% | 0.42%~0.60% | 0.42%~0.60% | ||
抽選口数 | 3倍 | 3倍 | 2倍 | ||
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | ポイントup | 20%UP | 10%UP | 10%UP |
1,000円あたり | 1.2ポイント | 1.1ポイント | 1.1ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.42%~0.60% | 0.385%~0.55% | 0.385%~0.55% | ||
抽選口数 | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
JCB THE CLASSのポイント還元率
JCBカードのポイント還元率を上げるために
JCBカード全般の基本事項として、月の利用額累計1,000円ごとに1ポイントのOkiDokiポイントが貯まります。
ポイント有効期限
カードのグレードによってポイント有効期限が異なります。
- JCB一般カード … 2年
- JCBゴールドカード … 3年
- JCBゴールド・ザ・プレミア … 5年
- JCBプラチナ … 5年
- JCBザ・クラス … 5年
1ポイント = 3.5円~5.0円程度の価値になりますが、年間利用額とカードのグレードによって1,000円ごとに付与されるポイント倍率に補正がかかります。
JCB STAR MEMBERS (JCBスターメンバーズ)
毎年12月16日~翌年12月15日までの一年間で一定額以上の決済をしたJCBカード会員にはポイント還元率の優遇特典があります。
ポイント還元率の優遇特典は翌年2月~翌々年1月の支払い分に適用されます。
また、各種キャンペーンでの抽選口数がランクとカードグレードによって増加します。つまり当選率が上がります。
年間利用金額 (税込み) | メンバーランク | JCBザ・クラス JCBプラチナ JCBゴールド ザ・プレミア | JCBゴールド ネクサス デビットゴールド | JCB一般カード | |
---|---|---|---|---|---|
300万円以上 | ロイヤルα(アルファ)PLUS | ポイントup | 70%UP | 60%UP | ---- |
1,000円あたり | 1.7ポイント | 1.6ポイント | ---- | ||
ポイント還元率 | 0.595%~0.85% | 0.56%~0.80% | ---- | ||
抽選口数 | 6倍 | 6倍 | ---- | ||
100万円以上 | スターα(アルファ)PLUS | ポイントup | 60%UP | 50%UP | 50%UP |
1,000円あたり | 1.6ポイント | 1.5ポイント | 1.5ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.56%~0.80% | 0.525%~0.75% | 0.525%~0.75% | ||
抽選口数 | 6倍 | 6倍 | 4倍 | ||
50万円以上 | スターβ(ベータ)PLUS | ポイントup | 30%UP | 20%UP | 20%UP |
1,000円あたり | 1.3ポイント | 1.2ポイント | 1.2ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.455%~0.65% | 0.42%~0.60% | 0.42%~0.60% | ||
抽選口数 | 3倍 | 3倍 | 2倍 | ||
30万円以上 | スターe(イー)PLUS | ポイントup | 20%UP | 10%UP | 10%UP |
1,000円あたり | 1.2ポイント | 1.1ポイント | 1.1ポイント | ||
ポイント還元率 | 0.42%~0.60% | 0.385%~0.55% | 0.385%~0.55% | ||
抽選口数 | 2倍 | 2倍 | 2倍 |
メンバーランクはMyJCBからいつでも確認できますよ。
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JCB ORIGINAL SERIESパートナーを活用しよう
いわゆるJCB ORIGINAL SERIESカードの特約店でのカード利用でボーナスポイントがもらえます。2倍から最大20倍のポイントがもらえますので、特約店を意識したカード利用でポイント効率も大きく変わります。
- セブン-イレブン … 3倍
- 高島屋 … 3倍
- ビックカメラ … 2倍
- Amazon.com … 2倍
- etc.
※ 2倍 = 通常1ポイント発生の際に+1ポイントされ合計2ポイント、3倍 = 通常1ポイント発生の際に+2ポイントされ合計3ポイント
OkiDokiランドも忘れずに
いわゆるポイントアップのオンラインショッピングモールです。オンラインショッピングの際には適用されるか必ず確認しましょう。OkiDokiランド経由でも2~4倍のポイントが付与されます。
- Amazon.com … 2倍
- 楽天市場 … 2倍
- Yahoo!ショッピング … 2倍
- メルカリ … 3倍
- ビックカメラ.com … 3倍
ポイントの移行先によって還元率も変わる
Amazonの支払いにOkiDokiポイントを充てる場合、1ポイント = 3.5円相当 のレートでポイントを1ポイント単位で使用できます。
この場合、ポイント還元率は0.35% (STAR MEMBERSのメンバーランクが無い場合) です。
一方、nanacoチャージに充てる場合は、1ポイント = 5円相当 のレートで200ポイント以上1ポイント単位でnanacoにチャージできます。
この場合、ポイント還元率は0.50% (STAR MEMBERSのメンバーランクが無い場合) です。
同様にJCBトラベルの旅行代金に充当する場合も、1ポイント = 5円相当 のレートで200ポイント以上1ポイント単位で利用できます。
キャッシュバック (カード利用金額からマイナス) の場合は、1ポイント = 3円 のレートにしかなりませんのであまりお得とは言えません。JCBプレモへのチャージなら1ポイント = 5円になるので現金化するぐらいならこちらを取るべきです。
詳細はOkiDokiポイントプログラム2019デジタルカタログで確認しましょう!
また、App Store & iTunesギフトやGoogle Playギフトへの交換であれば、250ポイントからになりますが1,000円分のギフトコードへ交換できますので、1ポイント = 4.0円相当にレートが良くなります。
また、ANAマイルへの移行も可能ですが、1ポイント = 3 ANAマイル にしかならないため、マイル目当てでOkiDokiポイントを貯めるのは効率が良くありません。マイルが欲しい方はANA JCBカードを申込みましょう。
JCB THE CLASSまでの道のり
JCB THE CLASS入手までの流れ
JCB THE CLASSの入手にはいくつかの方法があります。最もポピュラーな手段はひたすらJCBゴールド以上のオリジナルシリーズカードの利用実績を重ねてインビテーションを待つことです。
JCBゴールド以上のランクのクレジットカードの保持者で、累計の決済額が一定額 (1,500万円以上??) に達している会員の中から選ばれた少数の人にインビテーションを送っている模様。
JCBプラチナ会員とゴールド・ザ・プレミア、ゴールド会員とで上記の基準が異なる可能性がありますので (この場合はゴールド会員が最も不利という意味)、出来るだけプレミアかプラチナを保持しておくのが良さそうです。
とにかく利用実績重視です。年収や勤務先といった属性がそれほど優れていなくても、JCBプロパーカード (オリジナルシリーズ) ゴールドカード以上の利用暦が長く、年間100万円以上の決済を続けていればTHE CLASSのインビテーションが届くこともあります。
また、JCBスターメンバーズ最上位基準 (年間300万円以上) を満たしているとインビテーションをもらえる可能性が上がると言われています。
その1. JCBプラチナカードからのインビテーション
出来るだけ短期間でTHE CLASSを取得したい方におススメなのがこのルートです。それなりの属性と年間決済額が求められます。
後述のJCBゴールド ザ・プレミアを経由せずいきなり JCBプラチナカード を直接申し込みます。数年前に登場したJCBプラチナカードですが、このカードから直接のTHE CLASS昇格の実績情報が増えてきていますので、短期集中でいくならJCBプラチナからをおススメします。
その2. JCBゴールド、ゴールド・ ザ・プレミア (The Premiere) からのインビテーション
かつてTHE CLASSへの王道はJCBゴールド・ザ・プレミアを使い続けてインビテーションをもらうというやり方でした。メリットとしては年会費の節約ができますが、デメリットとして時間がかかってしまうのがこのルートのネックです。
実際にはJCBゴールド以上の会員へインビテーションを送っている様なので、プレミアをわざわざ取得する必要はないのかも知れません (が、レアな券面なので欲しい人は欲しいですよね)。
まず、 JCBゴールドカード を取得し、年間決済額100万円以上を二年続けて達成します。これでJCBゴールド ザ・プレミア (年会費15,000円+消費税) というワンランク上のゴールドカードのインビテーション対象になります。
そしてJCBゴールド ザ・プレミアでひたすら決済を続けます。出来る限り決済をJCBゴールド ザ・プレミアへ集中させていけばインビテーションが来る可能性が上がると言われています。
JCB公式で公開されているJCBゴールド ザ・プレミア招待の基準は以下のとおりです。
次の条件をいずれも満たした方がご招待の対象となります。
【1】JCB ORIGINAL SERIES対象の、JCBゴールドのショッピングご利用合計金額が2年連続で100万円(税込)以上の方。
(集計期間:12月16日~翌年12月15日)なお、JCB ORIGINAL SERIES以外のJCBカード利用分は含まれません。(※1)
(※1)ANA・JCBカードやJAL・JCBカードなどの各種提携カード【2】本会員の方が会員専用WEBサービス「MyJCB」に、受信可能なEメールアドレスを登録していること。(毎年1月末日まで)
引用 : JCB公式サイト
その3. M3.comからの直接申込み
医療従事者 (国家資格持ち) の方向けのポータルサイト、M3.com (エムスリー) では一部の方のみTHE CLASSをインビテーションなしで入会申込みできます。
流石は最強の国家資格のひとつですね。おおよそ大半の一般人には不可能な取得ルートですが、こういった方法もあるということで参考程度に。
その他のプラチナカード、ブラックカードでもM3.com経由でインビテーションをもらうための修行なしで申込めるものもいくつかあります。
その4. 電凸 (現在無効)
かつてはカードデスクへ電話で突撃すると発行してもらえることがありました。しかし現在は電凸によるTHE CLASS発行を取りやめています。
会員数が増えたためカードブランド維持のために正規ルート以外での発行数を絞る措置をとっているものと推測されます。
その5. 地銀発行の提携THE CLASSを狙う
取引先の銀行がフランチャイズでJCBカードを発行している場合、JCB提携カードではありますがほぼ同一デザインのザ・クラスを発行してもらえる場合があります。
どうしてもJCB OS (JCB本体が発行するオリジナルシリーズ) のTHE CLASSじゃないと嫌だ!という拘りのない方はこちらを検討しても良いでしょう。
- ちばぎんJCB THE CLASS
- しんきんカード JCB THE CLASS
- etc.
カードデザインはほぼ同一 (裏面のカード会社名が変わるのみ)、サービスは本家THE CLASSと同一、イシュア業務の一部を提携カード会社が行っています。
ただし地銀カード会社に審査が一任されているわけではなく、地銀のJCB担当部署を経由してJCB本体による審査が行われるようです。しかしこの際に本家THE CLASSにはない、地銀による推薦状という強力なサポートを受けられる場合があります。
地銀による強いプッシュがある場合は、「いきなりTHE CLASS」も可能である模様です。しかしながら地銀が強烈に推薦してくれる顧客とは、多額の預金残高と長期の取引実績のある顧客であるため、その地銀をメインバンクとしている経営者の方などに限られてしまうでしょう。
地銀カードのTHE CLASS
イシュア業務の一部、カード解約や家族カード発行依頼などの受付は提携カード会社によって行われます。
一方、プライオリティパスや旅行保険などの特典に関する問合せやリクエストはJCB本体のTHE CLASS専用デスクで処理されるため、サービスレベルは本家のTHE CLASSと同一とみて良いでしょう。
JCB THE CLASSの審査概要
審査対象になる人
審査対象になり得るのは優良顧客、JCB的な価値観で言えば、多額のお金を決済しきちんと返してくれた実績の多い方です。
年収1,000万円程度でも数年以上に渡り毎年200万円程度決済していればインビテーションをもらえる可能性があるため、アメックスセンチュリオンの様な絶対的な壁はありません。
利用限度額から見る審査難易度
JCB THE CLASSのショッピング枠の利用限度額は最低でも350万円と言われています。つまり、JCB基準の審査で少なくとも350万円立替えてもらえるだけの与信を得る必要があるという事です。
因みにJCBが発行する他の上位カードの限度額と比較してみましょう。
- JCBゴールドカード … 20万円~
- JCBプラチナカード … 150万円~
- JAL JCBプラチナカード … 150万円~
- ANA JCB プレミアムカード … 150万円~
歴然たる差があるのが分かります。THE CLASSとはまさに選別された優良顧客階層を示すものということでしょう。
審査のポイント
JCBはとにかく実績を重視するカード会社です。THE CLASSを目指す時点で最低でもJCBゴールドの審査に通過しているので、既に第一段階はクリアした状態です。
そこから、確実にJCBカードで出来るだけ多く決済して遅延なく支払う、という修行を繰り返すのみです。公共料金や通信費など毎月の固定費支払いをJCBカードに集中させるのが近道と言えるでしょう。
JCBプロパーカード最高峰の国産ブラックカード
JCB THE CLASS (ザ・クラス)
年会費 | ポイント還元 | 審査難易度 | 国際ブランド |
50,000円(税別) | 0.35%~2.50% | ★6 | |
最短発行 | ステータス度 | サービス充実度 | レア度 |
二週間程度 | ★8 | ★8 | ★7 |
- JCB会員から選ばれた人のみが持てる国産ブラックカード!
- 24時間365日対応のコンシェルジュサービス
- ザ・クラス メンバーズ・セレクションやグルメ・ベネフィットなどのハイクラスサービス
- ディズニーリゾートやUSJでの独自特典
- プライオリティパスに同伴者1名無料特典付き & 充実の旅行保険
- ザ・クラスの第一歩はJCB OS ゴールド、プラチナから!
おわりに
今回は日本発の国際ブランドであるJCBが発行する最高峰のブラックカード、JCB THE CLASSの付帯特典や審査難易度についての紹介、審査通過のコツについての説明の記事でした。
流石にターゲット層がかなり異なるため、アメックスセンチュリオンの様な打っ飛んだ属性は要求されません。その代わりに支払い実績やそこそこの属性と言った、いかにも総中流が好きな日本人らしい基準で会員を選別しているのがお分かりいただけたかと思います。
最後までお読み下さりありがとうございました。