【可決】クレジットカードの入会審査通過率は?【否決】

クレジットカードの入会審査、それはクレヲタたちを悩ませる壁。「ここ3か月で8枚も申し込んじゃったしなあ…」という方もいれば、「俺の年収で大丈夫かな…」「私フリーターだけど審査通るかな…」という方も多いでしょう。

クレジットカードは申し込めば必ず発行されるわけではなく、入会審査というものがあります。カード会社が立て替え払いをしてあげるので、ある意味お金を貸していることになります。お金を貸すなら返せる人にしか貸したくないですよね。ということで、申込みをして来た人が本当に立替えた支払い分のお金を後で払ってくれるか、支払い能力があるか、というのを審査するわけです。

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カード審査通過率は実際どれぐらいなの？

「一般財団法人 日本クレジット協会」というところがクレジットカード会社数百社に問い合わせて、入会申込数と契約数 (審査通過数) の統計データを作成し公開してくれています。東京日本橋の一等地にあるみたいで余裕があって羨ましい、って関係ないですね。

さてさて、実際のところどれぐらいなんでしょうか?

引用元URL : http://www.j-credit.or.jp/information/statistics/download/toukei_02_c_170331.pdf

契約者(審査通過数) ÷ 申込み数 = 審査通過率   ということで計算してみました。

• H25  申込み数2675万、契約数2020万 … 75.5%
• H26  申込み数2635万、契約数1996万 … 75.7%
• H27  申込み数2923万、契約数2250万 … 76.9%
• H28  申込み数3023万、契約数2317万 … 76.6%

ここ4年間の審査通過率は概ね75%であると思って良いでしょう。平たく言えば4人に3人は審査に通ってカードが発行されている、ということになります。

ただしこれは全てのクレジットカード、つまり年会費無料カードからいわゆるステータスカードまで全てを含めた数字になります。個々のカードによって審査基準は若干異なりますし、審査通過率も異なってくるはずです。

ゴールドカード、プラチナカードの通過率は?

ゴールドカード以上のランクのカードは通過率が下がる、と言われていますが実際そうなのでしょうか?

クレジットカード審査関連のデータベースともいえる、「クレファン」からいくつか引用します (2017年6月10日現在)。
(引用元 : http://crefan.jp/)

• 楽天カード … 77.14%
• 三井住友クラシックカード … 74.64%
• 三井住友ゴールドカード … 92.41%
• ANA To Me ソラチカカード … 88.89%
• ビックカメラSuicaカード … 79.62%
• dカードゴールド … 94.40%
• MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレスカード … 86.18%
• セゾンプラチナアメリカン・エキスプレスカード … 95.65%
• JCB THE CLASS … 81.26%

明らかにゴールドカード以上の方が通過率が高いですね。
恐らく、ノーマルカードをある程度使ってからの切替え申し込みが多いため、既に信用のある人への審査が多くなって審査通過率が高く出ているのだと思います。
また、プラチナ以上のクラスのカードだと、インビテーション以外で申込みの可能なステータスカード自体があまり多くないこともあります。インビテーション(招待状)を出す = 既に半分通過している、と考えると審査通過率が高く出るのは自然なことなのかも知れません。

クレファンは自己申告に基づく情報サイトなので、「誰でも通るって言われてる平カードで審査に落ちちゃった。恥ずかしいし書くのやめとこう」という方も少なくなさそうです。そういった隠れた審査落ちを考慮すると、実はノーマルカードの審査通過率はもっと低いのかも知れません。

最初の一枚さえ作れてしまえば、それを使ってクレヒスを積上げて、大体のカードは通る様になるのですが…、この最初の一枚が意外と曲者なのは相変わらずの様です。