この章ではANAカードとJALカードで大きく異なるポイントについて簡単に説明します。
「ANAカード」と一般には呼ばれるものの、「ANAカード」という企業は存在しません。VISA、JCB、アメックスといった国際ブランドごとに発行カード会社が分かれています。
- VISAブランド、MastercardブランドのANAカード … 三井住友カード
- JCBブランドのANAカード … JCB
- アメックスブランドのANAカード … アメリカン・エキスプレス
- ダイナースブランドのANAカード … 三井住友トラストクラブ
また、JALカードと異なり、クレジットカードの利用でANAマイルが貯まるわけではありません。VISAブランドのANAカードなら三井住友カードの「ワールドプレゼント」、JCBブランドのANAカードならJCBの「OkiDokiポイント」が、アメックスブランドのANAアメリカンエキスプレスカードだったらアメックスの「リワードポイント」が貯まります。
『だったら三井住友カード、JCB、アメックスのプロパーカードでポイントを貯めて、それをANAマイルに交換すればいいんじゃないの?』と思う方もいるでしょう。
ANAカードは他のクレジットカードからポイントをANAマイルに交換するよりも、ANAマイルへのポイント交換レートが高いのです。また、ANAマイルへの交換の際に交換手数料がかかりません。ポイントをANAマイルへ交換する際の、「年間移行上限」もありません。
これらの特典があるからこそ、ANAカードを作る意味があるのです。
ANAカードを作る意義
ANAマイルへの交換レートが高い
ANAマイルへの移行手数料がかからない
ANAマイルへのポイント移行上限がない
JALカードとここが違う
ANAマイルが直接貯まるわけではない
ANAカード発行クレジットカード会社各社がANAマイルに交換可能なポイントを付与